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神石高原町2!!!

2019.2.25 Mon

Photo & Movie Blog Vol.14

【トップ写真】
映画「黒い雨」のポスターコピーより

こんにちは。
カメラマンの聖巴です。

先日、2月23日 (土)に2日目となる
神石高原町をPRするための撮影に行きました。

↓前回の記事はこちら↓
Photo & Movie Blog Vol.12

今回の取材協力者のお二人は、

・元靴屋の実家を改装して不動産会社を始めた松井さん

・小畠村の歴史と文学を広め、平和サロンで伝え続ける重松さん

いやー、
2日目の今回もインタビューを通して様々なことを
聞かせて頂くことができましたよ。

松井さんは、生まれ故郷になる神石高原町にて
不動産会社を設立して3年目。

一般的に田舎で不動産事業と聞くと人も少ないし、
土地はたくさんあるが、家も少ない。

そんなマイナスイメージでしょうか?
僕もです。

大丈夫なのかなっとインタビューを聞いていくと
松井さんはポジティブな性格なようで、
そこはなんとかなるさっと楽観的に捉えているようでした。

僕ならヒヤヒヤしちゃいます。(笑)

楽観的に構えれるのは、地元出身ならではと言いますか。

近所の方からは、あそこの息子さんか!!っと言う事で
新しい事業でも人間関係がすでに構築されていることが
安心の元になるようでした。

生まれ故郷はこういった時ラッキーですね!!

靴
【写真】
靴屋だったころの商品を出してもらって撮影。
靴のデザインもだけど、箱に何より昭和を感じます。

ドローン
【写真】
不動産会社にもドローンが。。w 
田舎ならでは活かしてお客様に空から物件や道の状況を見せてあげているそうです。
ドローン好きな近所の方と良いコミュニケーションツールにもなるそうw

福山出身で養子として神石高原町に暮らすことになった
重松さんは、ふれあい平和サロン「志麻利」の館長さん。

こちらの館では、

日本文学界で屈指の小説家「井伏鱒二」さん(福山出身)と
神石郡小畠に暮らした「重松靜馬」さんと親交の歴史を
主に伝える記念館。

井伏さんと重松さん
【写真】
井伏樽二さんと重松靜馬さんの交流を記念する一枚

井伏さん
【写真】
まんが物語にまでになってる方だなんて。。けど知らなかった。。w

井伏樽二さんは、
「山椒魚」「ジョン万次郎漂流記」など数々の作品を世に出した方。
「黒い雨」という小説が広島市の原子爆弾投下より数年後の
神石郡小畠村が舞台となり、

被爆者・重松靜馬さんの重松日記
被曝軍医・岩竹博さんの「岩竹手記」を基にした作品となる
そうで、その歴史を伝えています。

広島市に生まれ育ったほとんどの子供達は、平和学習ということで
平和資料館へ行ったり、原爆については学んでいくのですが、
このような小説家の方がいて、「黒い雨」という作品を
出していたのを初めて知りました。

まだまだ知らないことだらけです。

こちらの黒い雨は、ドラマ化、映画化もされていて、
映画では主演・田中好子さん、市原悦子さんなどをキャストに

公開翌年の第13回日本アカデミー賞で最優秀作品賞をはじめ
数々の部門で受賞しているようです。

黒い雨
【写真】
グッと刺さる言葉でした。モノクロの一つひとつのカットも素敵です。

重松さんは、僕たちにも熱く生き生きとした口調で
ことの成り立ちからこれまでの歴史を話してくれ、

聴きやすい説明に、へぇ〜っを連発でした (笑)

話の最後には、この活動をもっと広く日本を超えて
世界へも伝えていけるようになることが、
夢なんです
と語ってくれました。

初日の平田さんもそうでしたが、
ご年配の方でもまだまだ夢をお持ちなことに、
お元気だなーっと感服でした。

いや、夢からあるから元気なのかも知れませんね。

僕ら世代も頑張って、
そんな夢を持つおじいちゃん世代の皆さんを
微力ながら応援できたらいいなっと思った2日目の撮影でした。

明日は今回の制作としては、最終日になる3日目。
どんな方に出会えてお話しが聞けるか楽しみです。

今回もご拝読ありがとうございました!!

次回は2/28(木)に更新予定です。

それでは、
「いま、この瞬間を大切に」
目の前にある日々を楽しんでいきましょう!!

2019.2.25 山口聖巴

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