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最新技術からトレンド情報、そして本質な話まで目から鱗が落ちた(東京編)

2022.6.16 Thu

Photo & Movie Blog Vol.120

【トップ写真】
渋谷ヒカリエからパシャり。

 

こんにちは。
iDS Studioの 聖巴 (せいは)です。

東広島市を拠点に自社スタジオを運営しながら
写真業、映像業をしています。

 

今回は前回の続きで、

映像プラットホーム「VooK」主催による
「VIDEOGRAPHERS TOKYO」: 以下VGT

を振り返りながら書いています。

 

2日間に渡り開催されたVGT初日で最初に向かった
ステージでは、

3つのメインステージからなるプログラムとスピーカー達↓
プログラム

 

何もない空間を撮影して、そこにどうやって
3D編集ソフト cinema 4Dなどを使いCGを合成していくなど

 

キーワード 「 ボリューメトリックス 」

 

の技術について垣間みることができたり

3D編集については現在進行形のお仕事で
取り組んでいたので、その先を見ることができて

しょっぱなからタメになる時間でした。

 

(僕らがやっているのはまだ3DCADを動かすお仕事ですw)

ボリューメトリックスについては参考動画があったので
ご興味あればこちらをご覧にあるとわかりやすいです↓

 

このテーマでのスピーカーの「田向潤さん」作例はこちら↓

きゃりーぱみゅぱみゅさんのMV (3G合成)
1.8億回も再生されてる化け物動画(笑)

chelmicoさんのMV (ボリューメトリックス)

 

この2本、田向さんの初期作品らしく、たまたま事務所PCに入ってた
cinema4Dをイジり始めたのをきっかけに、その後独立して

ほぼ一人で編集したっていうのだから驚きでした(汗)

ウチも自社スタジオにグリーンバックセットを組みたいなーと
目指してますが、CG作品を作っていけたら

これからの時代に活きるだろうな〜なんて
ひとつ挑戦してみたいこと明確化になりました。

 

お次は、TikTokYoutubeショートについての
テーマで語るステージへ。

昨年からTikTok × 東宝で縦型動画の映画祭やっているの
皆さん知ってました??

 

そんなことすら知らず、Youtubeのバンパー広告(6秒CM)
やはり企業広報をしていると需要として求められるので

何かいい情報はないかと、スピーカーは

330万フォロワーを誇る 「あああつし」さんや
2021年TikTok映画祭のグランプリ「吉川啓太」さんと

6秒企画の吉田真さんの対談に他のステージを
ウロウロした結果、滑り込みました。

 

吉田さんの印象深いキーワードとしては

 

「動画を全てチームでめちゃめちゃな本数を分析して言語化している」
「その上で型があるので、まずはロジカルに作っていく」
「日テレの次にYoutubeは今やTVモニターで観られている」
「YoutubeとTikTokは広告メディアとしてまだ発展途上」

 

などなどの興味深いお話から
あああつしさんは、

 

「僕の動画は平均22秒で制作してることが多い」
「制限がある中で撮影アイディアが生まれていく」
「観てもらうための工夫をめちゃめちゃしている」
「共感性はトレンドに合わせ、それ以外でオリジナリティを出す」
「ループするので、起承転結をあえて変える」

 

などなど、

KPI (最重要プロセスの数値化)をしっかり管理することや、
今の画角のトレンドまで分析していて、

そりゃ、フォロワー330万人いくわ!!!!
っと感心しました。(笑)

ちなみに今の画角のトレンドはバストアップだそうです(笑)

 

あとは、UGC(ユーザージェネレイテッド・コンテンツ)
みたいなワードも出て [ ??? ] でしたが今、インプットしていますw

アナリティクスの見方なんかも聞けて目から鱗のステージでした。

 

吉川啓太さんは、そんな二人に圧倒されてかあまりしゃべらなくも
とても穏やかな雰囲気で、優しい映画を作ってそうだな〜っという印象。

多くを語らずも素敵な若手クリエイターなのが滲み出てました。

 

初日最後のステージでは、

東北新社代表取締役であり、日本のCMディレクターであり、
映画監督でもある「中島信也」さんのステージへ。

ぶっちゃけ、ここが一番落ち着いた(笑)
中島さんは、おちゃめでおもろいことが好きな性格な方で

子曰く
「ディレクターよ、大志を抱け」
「ディレクターは転機に敏感であれ」
「人間力を高めよ。クリエイターとして生涯走り続けるために」

など、3つのテーマでお話を聞かせて頂き

どうのように今まで第一線で打席にたってこられたか。

チームは作りはどうやってきたか。

冬ソナ(古いけどw)を観てご自身の演出表現の価値観が変わった
などのお話をしてくださり (下記CMあり)

僕にとっては最新技術とか時代のトレンドももちろん重要ですが
本質的なお話をされていたことが

この日一番胸に届き

「あぁ、今気がついているこの想いや感性のまま進めばいいんだな」

っと、ある種の答え合わせができ、確信に変わったステージでした。

 

映像以外のお話では、デザイナーの細谷巖さんいわく

「デザインとは思いやり」だと言ってたなどなど

トリビアなワードが多々ありましたよ。

 

中島信也さんの作られたCMはこちら↓
誰もが一度は見てるし、懐かしいCM(笑)

またはお話にでてきたCMでは

伊右衛門の2004-3月のころ↓

伊右衛門2005-2月ごろ↓

ご本人いわく、あの当時社会現象クラスになった冬ソナを
見て、演出価値観が変わり、2005の伊右衛門の演出あたりから

変えていかれたそうです。

もし興味があればYoutubeで、中島信也CM集と検索かければ
その他、色々とTVでよく見てきた作品がでますよ^。^

 

とまぁ、こーんな感じで初日からたくさん学び
吸収したのでこうしてブログに書きながら

みなさんにシェアするとともに
振り返りながら得た知識をどうやって知恵にして行動するか。

模索して始めています。

 

初日で濃い時間だったのに、
個人的に2日目は初日以上に濃ゆくなり

次回、VGT2日目の振り返りに続きます。

 

それでは、

「今、この瞬間を大切に」

人生を面白がっていきましょう!!!

2022.6.16  (木)  山口聖巴

 

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