クリエイティブを支える相棒たち――撮影現場の機材紹介

写真 : 今回の撮影現場で使っている機材たち
iDS inc.Blog vol.188
こんにちは、アイ・ディ・エス 代表の聖巴です。
今回は、撮影機材のお話。
昨日のブログではTVCMの撮影現場だったことを
書いてきました。
こちらの記事↓
今日のブログでは、クリエイティブの現場を支えてくれる
相棒たちをご紹介しようと思います。
まずはカメラについて。
カメラはCanon R5を使用、
レンズはCanon LシリーズとSigmaで撮影しています。
撮影機材においては、基本的に監督やプロデューサーと
カメラワークを含めた打ち合わせをして決めています。
今回は手持ち撮影時の手ぶれ補正や
ジンバルでフォローした時にAFがあったの方が
ベターだとなったのでアイ・ディ・エスで所有している
カメラとレンズをチョイスしました。
他の所有カメラでは業務機のC200などありますが
ミレーレス機の手ぶれ補正が便利すぎて、
今やC200はコンサートなどの長回しが必要な現場か、
音声をキッチリ収録する時だけの出番に限られてきました。
発売当初は100万円超えるカメラだったのに、、、(笑)

※こんなボディのシネマ系のカメラです
今回の案件ではミラーレスカメラのセットアップですが、
カメラやレンズなどの機材は案件ごとの
表現したいトンマナによって決めることが多いです。
※トンマナとは、「トーン&マナー」の略で、デザインや文章や画像の使い方において、
一貫した雰囲気やスタイルを保つためのルールやガイドラインのこと
なので、カメラマンとしては基本的にはどのメーカーの
カメラでも触って使えるようになっていることが、
必要なスキルになってくるので重要なところ。
ちなみに来週のTVCMの現場ではコンパクトプライム
(シネマレンズ)を使う予定です。
このレンズはさすがに所有するには金額が大きいので
都度のレンタルをしています(汗)

※見た目だけですでにカッコいいw
カメラ、レンズと同じくらい重要なのがライト。
今回はAputure 600Dと300Xを使用。
この他に一応予備で200Xを用意していましたが、
窓から入る外光の補助的なライティングで大丈夫だったので
上記の2発のみを光軸に合わせてセッティングしています。
ライティングはライトを増やすほど明るくはなりますが、
ライティングをしていることがわからないような
自然なライティングにすることを基本的な理想としています。
今回はこの程度のライティングで済みそうだったので、
チーム所有のライトで賄うことができていますが、
もう少し大きな現場になると照明部チームに入ってもらいます。


※写真のようにライトを窓から入ってくる光に沿うようにセットしています
チップス的な話ですが、
撮影周りで便利なのはカメラ上部に取り付ける外部モニターと
iPadをワイヤレスでモニターにするのが便利です。
この機能はカメラに純正で内蔵されている機種もあって、
Bluetoothなどでペアリングすることもできますが、
内蔵だと1台のみなので、アイ・ディ・エスでは
4台のデバイスまでペアリングできる
HollylandのMars M1という外部モニターを使っています。

※写真のように監督にすぐにモニターを見せられます
外部モニターでは他にAtomosやBlacmagic Designなど
色々とありますが、個人的に一度使ってみたいは
smallHDのシリーズ。
スペックなど申し分はなく、間違いなくハイエンド機なのですが、
お値段もかわいくなく、、、(汗)
画像のUltra 7という機種で60万円オーバー(笑)

※実際に触った時では画像がとても綺麗でした
もはや、これひとつでミレーレス一眼のカメラが買えるお値段、、、
これを使える日が来るのか、、、な(笑)
といった具合に撮影機材ひとつとっても、それが変わるだけで
表現される世界観が変わってきたり、
撮影がスムーズに進むようになるので、機材選びは重要な部分です。

※演者さんにもすぐにお芝居をチェックしてもらえて細かい指示も出せて便利
僕が下積み時代に師匠に教えてもらったこと。
「道具が仕事を決めるからね」
当初は半分もその意味を理解していませんでしたが、
今では、言ってた意味がよくわかります。
もちろんケースバイケースで一概に100%で
道具が全てというわけではありませんが、
これからもアイ・ディ・エスでは、
機材への追求はできる限りしていきたいと思っています。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
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2025.8.21
代表 山口 聖巴
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