カメラマンが二人いる現場、どう動く? 連携がカギを握る撮影のリアル!

写真 : 今回の現場風景
iDS inc.Blog vol.154
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こんにちは、アイ・ディ・エス 代表の聖巴です。
今回のブログは撮影現場の話!!
2日間に渡りブログに書いていますが、今週の火曜日は東京の目黒区にある
so-so studio MEGUROで広告撮影でした。
どんな様子だったかはバックナンバーをご覧ください↓
今回の現場ではムービーとスチールを同時、または交互に撮るフローだった
ので、どんなやり方でやっているのか、書いてみようと思います。
午前中はインタビュー撮影だったので、まずは事前に先輩カメラマンがロケ
ハンして目星をつけていたポイントのカメラアングルを探ります。
カメラアングルが決まったら今度はライトのセットアップへ。
晴れていれば自然光が入るので補助光くらいでよかったかもですが、この日は
曇りだったのでライティングを組むことになりました。
晴れた日のスタジオはこんな様子みたい↓

公式サイトから引用しています。
今回の使用ライトはこちらセットアップ↓
・Aputure 600D + ランタン(26インチ)
・Aputure 300X + ライトドームIII
600Dはアイ・ディ・エスでも所有していますが、照度が強くてとても重宝している
ライトです。
今回の機材で実際に触れてよかったのが、照明アクセサリーのランタン(26インチ)と
ライトドームIII。
ランタン90(直径が90cm)は所有しているのですが、26インチ(直径60cm)は、初めて
使用しました。
60cmというサイズが広くない室内ではベストフィット。
またライトドームIIIの組み立てがワンタッチ式で簡単になってました。


公式サイトから引用しています。
こういった機材は都市部ではレンタルショップが多くあるので試したい場合は
お手軽にできますが、広島だとハードルが高くなります。
なので都内案件で試したことない機材に触れれるのはいつもテンションあがり
ます。
準備完了後、ディレクターチェックもOKをもらい撮影が始まります。
インタビューでは音声も撮っているので、インタビューアーが質問している時など、
音声を使わない部分を狙って撮るなど配慮が必要になります。
ただ、最近のミラーレス一眼の電子シャッターはシャッター音がかなり小さいので、
今回はインタビューイーが話す時も良い表情の時は撮りました。
それでもムービー撮りの邪魔になるので撮りすぎは禁物です。
午後は、新しいプロダクトの広告撮影に移行するのでポイントを移してまたカメラ
アングル→ライティングといった具合に準備。

インタビュー撮影と反対側のスペースを利用。
広告用なので、モデル(今回であれば商品提供しているイラストレーターさん)
へ演出指示が必要になるのですが、これはアートディレクターの意向を聞いて、
スチールカメラマンがポージングや動き方を指示することが多いです。
特に決まりはなく現場やカメラマン同士で決めたらいいと思いますが、スチール
カメラマンはポージングなど指示するので、トークしながら撮影するのが常で、
ムービーカメラマンは音声が収録されるので無言で撮る場合が多い印象。
この違いがあるからか、スチールカメラマンが率先してやることが多いです。
僕はスチールもムービーも両方撮る「二刀流カメラマン」ですが、ムービーを
撮る時はスチールカメラマンに任せるようにしていますよ。
そのような形で、スチールを撮りながらムービーを回していたり、ムービーを
回している時にスチールを撮っていくのですが、アングルだけはかぶる時があ
るので、その場合は交互に撮るのですが、
ここいいなっとピンとくるアングルはやはり一つなんでしょうね!!
ムービーもスチールもリアルタイムでiPadに転送するのでアートディレクター
のチェックも行いながら現場は進みます。
モニターチェックはスチールも含めてアイ・ディ・エスではどんな現場でも
時間が大丈夫であれば行うようにしていますが、結果がすぐにわかるので、
クライアントさんはとても満足してくれているようです。
今回のクライアントさんの現場は先輩カメラマンと長年一緒にやってきている
ので、チームワークはバッチリ。ツーカーの動きで、予定より少し巻きで無事
に終えることができましたよ。(ラッキーでした)
今回の商品はアメリカやイギリスなどでも展開されるようなので今年の冬が楽
しみです!! また時期が来たらお知らせしますね!!
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
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2025.6.26
代表 山口 聖巴
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