わずかな意識で劇的変化!水平・垂直が決める写真の完成度

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写真 : リビングを撮影している裏側

iDS inc.Blog vol.211


こんにちは、アイ・ディ・エス 代表の聖巴です。

今回は、建築撮影の話。


今週のはじまりは、久しぶりの戸建ての撮影。


アイ・ディ・エスでは、建築撮影を
ご依頼されることが、なぜか昔から多いのですが、

今回は、僕がフリーランスで駆け出しの頃から
発注を頂いている企業さんの案件で、

なんと、戸建て3棟一気撮り(笑)


外観から始まり、家具入りの棟から部屋だけの棟。
ちょっと設計が変わった棟など、

思った以上のボリュームでしたが、
物件撮影は慣れているので4時間で終えました。


不動産関係の写真は、SNSでも物件情報として
よく写真を目にしますが、

カメラを自分の胸の位置から構えて撮るので
写真が斜めになっているのをよく見掛けます。


これは一眼レフカメラかスマホかという違いは
なくて、良い悪いでもなくて、


水平・垂直を取ることと、
カメラの位置


建築写真においては、ここのポイントを意識する
だけで写真の出来栄えが劇的に変わります。

※胸の位置から撮ると両端がこんな風になる失敗例
(ネットから引用させてもらっています)


見たままを伝えたくて、そのまま撮ってしまうのは
わかりますが、これではやっぱり美しくありません。


建築写真以外の写真も同様ですが、
写真的な見せ方をしていくことが大事です。



目安では、カメラの位置はだいたい自分のおへそ
くらいの位置
にすると、

天井、床の画面占有面積もちょうどよくなります。


※厳密には空間や横位置、縦位置によって微調整が必要です


最近の一眼レフカメラだと、バリアアングルモニター
なので、フレームの確認は立ったままできますが、

スマホの場合は膝をついて構えるとちょうどいいかと
思います。


しかし、、、



撮影時にしっかり気をつけて撮ってもレンズが球面で
ある以上、広角レンズでは必ず端はやや歪みます。


そんな時はPhotoshopで最終仕上げをしますが、


フィルター → レンズ補正


編集 → 変形 → ゆがみ


で補正をかけると、あら不思議ピシッとした
建築写真に仕上がります。

これを僕たちは「フォトチョン」と呼びますw



※photoshopでちょこっと修正することの略…w


不動産の仕事でご自身で撮られている方や
店舗などで店内の様子を撮る時など、


ぜひ、水平・垂直を意識して撮ることを
試してみてください。


撮り方のちょっとした工夫で写真が変わりますし、
変わると反響も変わってきますよ。

※今回撮影したリビングの縦と横写真の2枚

※新築では床の傷防御のために椅子用のカバーを装着
100円ショップに売ってある優れ物ですw
三脚を使われる方はオススメです。



今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。



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「企業活動をクリエティブの分野でデザインする」
– Start with action tickets

2025.9.25

代表 山口 聖巴


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私たちアイ・ディ・エスは、中四国エリアを
拠点として、

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