「平和を願うみんなの心が、広島から世界へつながる日。」

写真 : 8月6日 平和への祈り 灯籠流し / Photo by Seiha Yamaguchi
iDS inc.Blog vol.181
こんにちは、アイ・ディ・エス 代表の聖巴です。
今回は被曝80年ということで平和のお話!!
僕はカメラマンなので、写真を交えながら今日は、
平和をテーマに書いてみようと思います。
※ショックな写真も掲載しています。苦手な方はその部分は飛ばしてください。
広島生まれの僕としては、やはりこの日は普段よりも
特に平和について考える時間が増えます。
原爆が投下された午前8時15分に合わせて、今年もこの猛暑の中、
平和式典が開催され広島市長をはじめ日本の首相、
児童代表の平和宣言をライブ映像で拝聴しました。
※長崎への原爆投下は8月9日午前11時2分
例年もですが、今年の松井市長の平和宣言が素晴らしかった。
記事全文(ご興味があればぜひ↓)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250806/k10014886031000.html
広島では7月が終わり、8月に入ると広島市内を中心に、
いろんな場所で、平和や反核をテーマにした活動が多くなります。
その中で、8月3日は先輩デザイナーも参加して展示していた
ハチロクアートの「80ART企画展」や、
原爆を題材にした舞台「夕凪の街 桜の国」を役者で出演いた
クリエティブ関係の仲間の応援で観にいったりと、
80年の区切りになる今年はアートや芸術を通じて、
例年より平和を考えるきっかけに、多く触れることができました。


※作家による思いおもいのアートがあって素敵でした。
二つ写真は先輩デザイナーのものでアクリルを80層ほど重ねた作品

原作:こうの史代 『夕凪の街 桜の国』(ゼノンコミックス/コアミックス)
脚本・演出:森岡利行
※役者のみなさんのお芝居もストーリーもとてもよかった。
原爆は衝撃的で、辛いこと、悲しいこと、苦しいことだけど
僕の好きなシンガーソングライターでもあるHippyくんは
楽しみながらも被曝について知ってもらいたいと、
「ほしになった町」を歌っています。
個人的には、僕もそう思います。
様々な平和活動を通して、まずは知るきっかけになればいいなと。

※8月6日の夜にたくさんの平和の声や活動が街を包みます。
述べ19万人とも言われている原爆犠牲者の御霊に心から
哀悼の誠を捧げるとともに、
次の世代を生きる僕たちは、悲惨な過去を知り、受け止め、
どんなカタチでも、日々の暮らしの中で少しずつ後世に伝えいく。
行動することが大切だと、今日の松井市長の平和宣言を拝聴して、
より深く考えさせられました。

※この写真は、1945年8月6日にアメリカが広島に投下した原子爆弾「リトルボーイ」の
きのこ雲を写したもので、歴史的に非常に有名な写真です。
この写真を撮影したのは、**アメリカ陸軍航空隊の偵察機に搭乗していたクレジットが
多くの場合「George R. (Bob) Caron(ジョージ・R・“ボブ”・キャロン)」**とされます。
彼は、原爆を投下したB-29爆撃機「エノラ・ゲイ」の尾部銃手(テイルガナー)であり、
機内からこの爆発の様子を撮影したと記録されています。

撮影者:Shigeo Hayashi(林 重男)
所属:日本政府(戦災復興院/内閣官房)による記録チーム
撮影時期:1945年10月頃(原爆投下から約2ヶ月後)
目的:広島・長崎の被害実態を記録するための公式写真記録活動
林重男さんは、戦後すぐに広島と長崎に派遣された公式記録カメラマンの一人で、
被爆の実態を後世に残すため多くの写真を撮影しました。

※現時点でこの写真の明確な撮影者名を特定するのは困難なようですが、
日本政府の記録係(林重男)あるいはアメリカ軍の記録班のどちらかに
よる可能性が高いと考えられているようです。
※上記の写真はネットから引用させていただいています。
個人的な話ですがハワイ留学時代、クラスディスカッションで
広島出身ということで原爆について質問されたことがありました。
当時、22歳の僕は、返答ができませんでした。
それは、英語がまったく話せなかったからではありません。
小学校のころから毎年、平和学習をしていたのにも関わらず
戦争のこと、原爆のことを知らなかったからでした。
海外で外国人に会うと、一般人であってもその外国人からみると
僕から日本人の印象が伝わってしまうように感じます。
自国のことに興味を持ち、よく知りディスカッションが好きな
外国人に比べて、自分は、、、と思い、
帰国後は平和資料によく通っていました。
そんな経験から、まずは知っていくことから続けています。
ニュースでは被爆された方々が高齢者になり平均85歳を超えた。
と、やや悲観的な雰囲気で報じられます。
個人的な意見ではありますが、生声での体験談を聞くことは
もうすぐ叶わなくなるかも知れませんが、
一方で僕は、喜ばしいことでもあると思っています。
なぜなら、今日までの80年間では、写真で見るような悲惨な
戦争が日本では起きていないということですから。
第二次世界大戦が終戦し、もう人類はあんなバカな戦争はしないと
誰もが思ってた最中の、ロシアとウクライナ、
落ち着かない中東問題、、、
ついには微笑みの国である、タイもカンボジアと問題が起き、、、
世界はどうなってしまうのか不安は誰しもに多くあります。
大きな社会情勢は、変えようがないです。
ですが、今と、自分の一人の行動は変えれます。
日本では起きていないからと、対岸の火事でいても
地球全体の異変をもうみなさんも薄々感じていると思います。
今、この平和な日本が当たり前と思うのではなく、
過去を知り、一人ひとりが、自分たちなりに少しでも
世の中が良くなるように、今と自分を変えていくことが、
未来を担ってくれる子供達にできる大人の使命ではないかと
今日、平和の決意を新たに、自分にできることをしていきます。
世界が平和でありますように。
LOVE & PEACE & ENJOY

※愛・平等・自由・楽しむが、僕が好きな言葉

※まずは自分の目の前を人を大切に、周りも一緒に幸せになれたらいいですね!!
Photo by Seiha Yamaguchi
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
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2025.8.6
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