伝える以上に、届くようにする。そのために欠かせないもう一つの視点

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写真:部活撮影の一コマ!!

iDS inc.Blog vol.127

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こんにちは、アイ・ディ・エス 代表の聖巴です。

今回は、前回5/16(金)の続き

前回のブログはこちら↓


前回は、ポスターや学校案内、動画やサイトを制作していく上で
下見をすることで、その学校の雰囲気や魅力、また強みなどを伝えるために
最初にコンセプトを定めてご提案してきたことをお話ししてきました。

これらは、クリエティブ制作をしていく上で非常に大事なことですが、
近年アイ・ディ・エスでは、もうひとつ欠かせないことがあります。


それは、ターゲットに順序よく的確な情報を届けること。


これをとても大切にしっかりと考えるようにしています。


今回の広陵高校さんは、数理学会が明治29年に創始された後
昭和23年に広陵高等学校が開設されています。

創始からだと129年も経つのか、、、w

そんな長く歴史のある学校なので、僕らクリエイティブチームが
携わる時点で届けたい情報量は充分なほどありました。

改善するともっと良くなる部分は、


(1) 制作物のイメージ面をより高めていくことと

(2) ターゲットに順序よく的確な情報を届けること


この2つでしたので、情報が届く構造を組み込みながら
デザイン構成を考えています。

たとえば、学校案内の場合、学生に届くことがメインですが
未成年では、保護者視点も必ず必要なります。

学生の選ぶ理由に対して、保護者の決めるポイントは
整理すると似ているようで、違う部分がでてきます。

広陵高校さんの場合、情報量は申し分なくあり
必要な情報はすでに発信できていましたが、

魅力に見てもらうためのコンテンツの質と
情報を届けるための順序の改善いう余地はまだありました。

そこで我々がご提案させてもらったのは学生や保護者の感情に訴え
適した情報を順序よく発信すること。

人は基本的に自分に興味のない情報は取り入れないとすれば
まず興味を持ってもらうためにイメージ面を強化。

そして、興味が湧いた後は、適した順序で届けてあげると
相手に深く情報が取り込まれていきます。

例えば、保護者目線でいうと、高校卒業後の子供の進路が
基本的には知りたいポイントの大枠となることが多く

そんな保護者に、学校の魅力や先生の熱意を一番先に伝えても
なかなか記憶に残らなくなってしまいます。

学生目線でいうと、帰宅部志望の子に文武両道という部活動の
熱を先に見せても、自分には無理だなと感じやすくなります。


こちらの2つはあくまで例で、
無数にこのようなことは存在していると思います。

つまり、情報を届ける側の目線や欲求を
相手の立場を想像して、情報を届ける順序をつくること。


キラキラしたようなイメージ面と、届けないといけない情報を
コンテンツの魅力と、媒体の構造を理解して設計することで
より良く、求める訴求効果が得られやすくなると思います。

これはまだアイ・ディ・エスとしても持論の域を超えていないですが
長年よい作品を作れば見てくれる人はいて、情報は届くはずだ。

と、魂込めて一生懸命作ってきた作品でも、プラットフォームの
構造により埋もれてしまう苦い経験を何度も体験してきました。


そこから、改善を重ねてきたのが、今回書いているお話し。


まだまだ検証の段階ですが、今回の広陵高校さんの
第一回目のオープンスクールでは800人の応募があったそうです。

もちろん、各中学校を回られる広報の先生達のご尽力が一番の
効果ですが、ポスター効果が少しでもお役に立っていることと

そして、来校した中学生や保護者に学校案内のパンフレットが
配布されていくので、僕たち制作チームが感じた広陵の魅力が
伝わり、来年度には多くの新一年生が入学されることを願います。

引き続き、サイトや学校紹介動画の制作が続きますが
コンセプトはブラさずしっかりとやり遂げていきます。


今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。


アイ・ディ・エスはお客様のファンづくりを応援します。


「企業活動をクリエティブの分野でデザインする」
〜 Start with action tickets 〜

2025.5.19

代表 山口 聖巴

ーーー about iDS ーーー

私たちアイ・ディ・エスは、中四国エリアを拠点として、

ディレクション、写真、映像、スタジオ撮影、編集まで――
各分野のプロフェッショナルが集い、

TVCMやプロモーション映像、Webコンテンツ、イベント映像などの
企画・制作から、納品後の広報戦略・広告運用まで一貫して継続的にサポート。

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私たちは、クリエイティブの分野で企業活動をデザインしていきます。

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